Introduction フェルメール・ブームの始まり、日本における「フェルメール」展。

 17世紀オランダ黄金時代を代表する画家、フェルメール(1632-75)。ミステリアスな緊張感をたたえた静謐な空間、光の粒子までもを捉えた独特な質感を特徴とし、「光の魔術師」と称されることもあります。寡作でも知られ、現存する作品はわずか35点(研究者によって見解が異なる)とされ、希少性も人気の一つです。
 世界屈指の人気を誇る画家フェルメールですが、熱狂ぶりが始まったのは、実は近年になってのこと。フェルメールは作品点数が少ないことから、美術ファンの間でもルーベンスやレンブラントほどには知られていませんでした。 世界的なブームは、1995-96年に米国ワシントンとオランダのデン・ハーグで開かれたフェルメール展に端を発します。この展覧会でフェルメール人気が一気に広まりました。
 2000年、日本で初のフェルメール展が大阪1会場で開かれました。大阪市立美術館での「フェルメールとその時代」展は、約3ヶ月の会期で60万人もの動員を果たし日本でもフェルメール・ブームが本格化しました。
そして遂に、恋文が大阪初上陸。
そして遂に、恋文が大阪初上陸。
そして遂に、恋文が大阪初上陸。
恋文 - The Love Letter -
1669 - 1670年頃
油彩・カンヴァス | 44×38.5cm | アムステルダム国立美術館
Rijksmuseum. Purchased with the support of the Vereniging Rembrandt, 1893 Rijksmuseum, Amsterdam
恋文 - The Love Letter -
後期作のひとつである本作は、部屋の手前からまるで中を覗き込むように描かれている。 明るい室内でリュートを膝に乗せ、手紙を受け取る女主人。 絵の中には、彼女が「恋」にうつつを抜かしていることを暗示する楽器や放り出されたスリッパ、箒など、寓意的なモチーフがちりばめられている。 訳ありげな表情を浮かべる女主人に、お手伝いの女性はいたずらっぽく微笑み、どこか親しげな雰囲気がただよう。 練り込まれた構図と物語性の高さが際立つ本作は、1971年、盗難の憂き目に遭うが13日後に発見され美術館に戻された。
1669 - 1670年頃
油彩・カンヴァス | 44×38.5cm | アムステルダム国立美術館
Rijksmuseum. Purchased with the support of the Vereniging Rembrandt, 1893 Rijksmuseum, Amsterdam

開催概要

大阪展 産経新聞創刊85周年記念
関西テレビ放送開局60周年記念事業

展覧会名
フェルメール展
会期
2019年2月16日(土)~5月12日(日)
休館日
未定
開館時間
未定
会場
大阪市立美術館
〒543-0063 大阪市天王寺区茶臼山町1-82
アクセス
JR・Osaka Metro 天王寺駅、近鉄大阪阿部野橋駅下車 北西へ約400m。天王寺公園内
観覧料
未定
お問合せ
06-6771-4874
主催
大阪市立美術館産経新聞社関西テレビ放送博報堂DYメディアパートナーズ
協力館
アムステルダム国立美術館
後援
オランダ王国大使館石川テレビ放送福井テレビジョン放送東海テレビ放送山陰中央テレビジョン放送岡山放送テレビ新広島テレビ愛媛高知さんさんテレビテレビ西日本
企画
財団ハタステフティング
特別協賛
協賛
第一生命グループ株式会社リコー
特別協力
NISSHA株式会社
協力
ANAKLMオランダ航空日本貨物航空ヤマトグローバルロジスティクスジャパン
総合監修
アーサー・K.ウィーロックJr.(元ワシントン・ナショナル・ギャラリー学芸員)
日本側監修
千足伸行(成城大学名誉教授 広島県立美術館長)
※出品作品、休館日、開館時間、観覧料などは2018年9月以降に発表する予定です
恋文、初上陸。